インディビジュアリストの憂鬱

発菩提心 ~悟らずして死ねるか~

言葉と気づき

「言葉」は月を指し示すときの「指」の様なものである。

「言葉」は心の象徴を意識上に表出したもの。

言葉として発するも、頭の中でつぶやくとしても

「言葉」は「思考」の表れである。

 

では、「気づき」とは?

「気づき」とは「言葉」以前のものである。

「言葉」を超えたところに「気づき」がある。

 

つまり、「気づき」とは「月」である。

或いは、「月を見る体験」そのものである。

 

私たちは普通、「月」を見ずに「指」を見ている。

心のスクリーンに映し出された「体験の影」の「月」を見ている。

「月」そのものを見てはいないのである。

 

今一度、その体験に気づきを!

人生気づきゲーム

子供の頃は、近くの大人によくあやしてもらったものだな。

君の子供の頃もきっと、そうだったよね。

覚えているか、どうかは別にして。

子供というのは、ほっといても注目される存在なのかな。

だって、飛行機の搭乗だって、幼児がいると優先的にさせてくれるし。

で、逆に大人になると、だれも君のこと気にもしていないのに(ちょっと、いいすぎかな)、自意識ばかり過剰になる。
へんな羞恥心持つの止めな。

くだらないし、疲れるしね!

パラドックスだね。
なんも考えていないと、自然に注目されていた時と、注目されているのではないかと、自意識過剰になると、誰も君のこと気にしていないとか。。。

ちょっと、笑っちゃうよね。

あんまり、、周りや自分に嘘ついていると疲れるよ。
嘘ついていないって?
そうだね。(笑)

「人生気づきゲーム」だよ。

気づいてね。

身体と心

身体と心は繋がっている。

心身一如ってやつ。この「心身」も本当は「身心」の方が判りやすいね。
これからお話するように、身体が先ってこと。

瞑想などをするときも、やはり身体の使い方を大切にする。
瞑想を深めるには綿密なストーリーと、心身のバランスが必要になっていくるのだけれども、いきなり心をコントロールするのは難しいよね。

そこで心と繋がりのある身体を先にコントロールしようとする考え。
これが瞑想における姿勢作り。

身体の中心である骨盤を安定させると心も安定する。
それには座り方が影響することが判るよね。

胸を緩めると気持ちも緩む。
それには背骨の使い方が影響している。

このように心の変化を身体を使ってアプローチしていくというのは、意外と知らない重要な考え方だよ。

顔を上げて背筋を伸ばせば(身体へのアプローチ)、前向きな気持ち(心の状態)になるよね。

これは背筋を伸ばすと、頚動脈を流れる血液からたくさんのブドウ糖が脳へ送られる。
そして脳はブドウ糖をエネルギーとして、更に多くの酸素を得る。
すると、乳酸という疲労物質が減少して、疲れにくくなる。
乳酸は筋肉中に蓄積すると筋肉を強張らせて血液の循環を悪くしたりする。

筋肉の緊張がとれれば、自ずと心の緊張が緩んでくることが判るよね。

君の調子のいい時の姿勢と、調子が悪い時の姿勢の違いをしっかり見極めてみよう。

そうすれば、調子の悪い時は、良い時の姿勢を再現するだけだね。
再現するのが難しいって?

まっ、イメージってやつだよね。
調子のいい時の姿勢をしっかり思い出して、思い出せば一回ぐらいはあるよね。
頭の位置、背筋の伸ばし方、腕の位置、手の平は握っているのか、そうではないのか、足は肩幅ぐらいに開いているのか。。。
などなど、しっかりイメージして、君のコピーロボットを作ったら、心の片隅にそっと置いて、いつでも出せるようにしておいてね。

あとは調子が悪くなった時に、コピーロボットを目の前に出現させて、着ぐるみを着るようにコピーロボットに君が入り込むだけだ。
ねっ!簡単でしょ!

もちろん、これはイメージだよ。

今日は自分から笑ってみよう

「幸せになる為に世の中をコントロールしようとする人」
ちょっと、砕けた言い方すれば
「誰かに笑わせてもらおうと思っている人」

それって、欲、強くネェ。

鏡の法則」っぽく言えば、
鏡に映っている自分の髪の毛をといて、寝癖を直そうとしている人。

「それ鏡だよ!!」って突っ込みいれるよねぇ。

まっ、意識的に考えてみれば、なんてことなく、わかること。
でも、僕らは「自己同一化」という罠にはまっているから、そんなことにも気づけない。

あまりにも無意識的すぎるってこと。

そこで、マインドフルネス、気づき、瞑想等になるわけだ。
それらは決して、あなたの人生の無駄になることはないよ。

さっ、たまには自分から笑いましょッ!!

あなたのラジオ局から流れる曲は!?

望んだことがすべて、そのまま叶うことは、考えようによっては怖い話だ。
そして、ご存知のように、そんなことはあまりない。

じゃ願望実現、引き寄せの法則など自己啓発書に書いてある、「思考は現実化」するってのは、嘘なの?

自分の思い描いているものが引き寄せられるので、イメージングやビジュアライゼーションを繰り返しおこなっているが、効果がでてこない方もいるはず・・・

なぜだろぅ~

ただ無意識レベルの話になれば、良い悪い関係無に、願いは叶っているといいます。
無意識は、あまのじゃくなので、思い描いたものと反対の事柄、起きて欲しくないと思っていた事柄等が起きてしまっていることもあります。

このあたりのことは願望パラドックスということになるのですが、願望パラドックスについては、また別の機会に。

今回は別の視点で、考えていきますね。

では、何が引き寄せられているのでしょうか?

多くの人が、そうであるように、自分が望んだ出来事や願望が引き寄せられているのでありません。
では、何が。。。

それは、今の自分に見合ったものが引き寄せられているのです。

家庭環境、経済状態、職場、家族、夫、妻、子供、恋人、人生。。。
周りを見渡して、確認してみてください。

それが、自分に見合ったものなのです。
自分自身が発信したものに、ちゃんと引き寄せられ、自分を中心としたネットワークが出来上がっています。

(仏教の世界では、「縁起」という関係性の言葉で説明されています。)

例えば、ラジオ局をみてみましょう。
そのラジオ局からは、ダンスナンバーを中心とした洋楽がリスナーに向けて放送されています。
すると、そういった曲が好きなリスナーが、集まってくれて番組を支えてくれます。
別のラジオ局では演歌中心の放送をしてます。
これらのラジオ局は、まったく違ったリスナーによって、支えられていると思いませんか?

このラジオ局を「あなた自身」と思ってください。
本当の変化は外側からではなく、自分自身の内側から拡散的に広がっていくといいます。

では、あなたのラジオ局からは、どんな音楽を流しますか?

ここポイントです!!

お金アレルギー

花粉アレルギー、食物アレルギー、金属アレルギー、薬物アレルギー・・・

アレルギーも色々ありますね。
そんなアレルギー、実は「ビリーフ(思い込み)」によって起きることもあります。

えぇ~、まさかぁ~。。。と思うでしょうが、間違いなくあります。

そして、そんなビリーフの影響をモロに受けるのが。。。。

「お金アレルギー」、「幸せアレルギー」

そんなアレルギーがあったのか・・・

あったんです。

そんな体質になったら、お金も幸せも遠のいていきます。

無意識の性質に「快を求め、痛みを避ける」というのがあります。

お金を「快」と感じるか、「不快」と感じるかってコトですが、「そんなの快に感じるに決まっているじゃないか」と思われるでしょう。

でも、でも、
カードの請求書が来た時や、自動車税の支払いや、買いたいものがあっても買えない時や、・・・

「ぞっぞっーーーーッ!」

そんな時の、無意識が抱く感覚を考えたことがありますか?

実はお金に対して知らず知らずネガティブなイメージを持つ時って、案外に多いのではないですか?
つまり、そんな時、無意識は「お金」って聴くと「ブルーな気分」になるようにプログラムされてしまっているってコト。

そして、無意識は嫌なものを避けるので、お金を遠ざけてしまう。

「幸せ」も同じ原理。

ポイントは「感覚」です。気を付けてねぇ。

不幸をかもしださないでぇ

あの人が、不幸でいるというメリットとは?

身の回りのいませんか?
「不運だ」「不幸だ」なんって言っている人。。。

確かに見る限り、聞く限り不幸だ。

潜在意識的には、当然何かメリットがあるので、その人はそうしているわけですね。
では、その人がそうしている理由とは。。。

それは、「助けを待っている」んですねぇ。

もう、こういう人は自分では幸せになろうとは思っていません!!

意識では、なんと言おうが無意識では、そうなんです。
例えば、金銭的に苦労していれば、誰かが来てお金を置いていってくれるのを待っているんです。
もう、私は何もしませんよってね。

だから不幸な状態を続けなければならないんです!
自分で幸せになんかなってしまったら、まずいんです!!
そしていつか誰かが、助けてくれるのを待ち続けているんです。

いつか、いつか・・・
助けが来るかもしれませんね。

で、助けが来なかったら。。。
不幸せなまま、生涯を終えますね。

どうします。

幸せになりましょうよ。
自分自身の力で。。。

 

*肯定的意図・・・自己承認
 不幸でいることによって自己承認不足を他者承認で補おうと無意識は考えているぞ。