「一切皆苦」
この世のすべては「苦」。
苦しみで成り立った世界が現成しています。
すべて、ご都合よくはいきません。
それを体感として知ることです。
観照者となりなさい。
欲望、煩悩の存在が観えてきます。
「欲望、煩悩を持つな」とは言っていません。
強欲がいけないのです。
欲望、煩悩を制御できればいいのです。
これはブッダとなった釈迦が、最初に行った説法「初転法輪」で語られている。
四つの真理、「四諦(したい)」である。
その四つの真理とは、「苦諦(くたい)」「集諦(じったい)」「滅諦(めったい)」「道諦(どうたい)」である。